黒田ショック!?

日常

動かない日銀が動いた!

1月20日(火)に金融政策決定会合の発表がありました。
もともとの予想はいつも通りの「動かない黒田」でした。
そんな中、金融政策の発表がありました。
FXのアプリでは重要な指標が発表された時にアラートが来ます。
そちらも、日本の政策金利は予想-0.1%、結果-0.1%となっていました。
なるほど、また予想通りなんだなと考えました。 
すると為替が急激に動き出しました。
強く円高方向に動いています。
何事かと確認すると、YCC(イールドカーブ・コントロール)の見直しがあったと。
長期金利の変動幅を0.25から0.5に拡大しました。
近頃は長期金利が0.25%に張り付く異常な状態が続いていました。
債権の素人ながらも「おかしなことをしていそう」と思っていました。

黒田ショック!?

そんななか、YCCの修正。
それにより、円が急騰しました。
137円台から133円台半ばまで一気に動きました。
その後も下げ続け130台に突入した時間もありました。
10月に150円をつけていたと考えると、急速に円高に進んでいます。
(神田財務官は天才トレーダーですね。。)
為替だけでなく、日本株にも影響がありました。
20日の日経平均株価は−2.5%となりました。
利上げが行われると資金繰りが厳しくなります。
また、円安恩恵の輸出企業が多い日経225にとっては円高も重荷です。
一方で、利上げが行われると、利鞘での儲けが増える銀行株は急騰しました。
20日の三菱UFJ(8306)は6%の上昇です。
日銀の異次元金融緩和の出口を意識し始めました。

おわりに

今後どのようなペースで日本が金融引き締めに移行するのか分かりません。
ただ、長短金利操作の運用を少し変えただけで、この動き。
これから本格的に日銀が動き出すと恐ろしいです。
日銀の金融引き締めによる、株安・円高を念頭に置きトレードする必要があります。 
どのような状況においても対応できるようレバレッジ・ロット管理は徹底しなければなりません。
損切りの判断ははやく、レバレッジ・ロットの管理はより厳密に行なっていきます。
今年も残り少し頑張りましょう!

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