バリュー株投資家に春がくる!?

日常

はじめに

4月が始まり、新しい季節が訪れました!!
投資家の皆様にとっても、この春が希望に満ちた素晴らしい時期となりますように。

投資家にとって希望に満ちた時期というのは、
自分のポートフォリオが上昇するということでしょうか。

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PBR1倍割れの企業は改善しなさい

そんな中、バリュー株投資にとって良いニュースがながれました。
3月31日のことです。
東京証券取引所からとあるリリースがありました。
その内容は、
「東京証券取引所がPBR1倍割れの企業に対して、株価水準の具体的な改善策の策定と開示の要求」
というものです。

これは高配当投資家にはとっても良いニュースなのでしょうか!!
なぜかというと、高配当株にはPBRが1倍を割っている銘柄が多くあります。
私の保有している銘柄も一部恩恵を受けています。

それだと、「PBR1倍割れの企業を買えば良いのでは」と思います。
ただここで注意しないといけないのは、PBRだけで投資判断をするのは危険です。

子どもでもわかるPBR

簡単にPBRをおさらいしてみます。
今はやりのChatGPT4に、子どもでもわかるようにPBRを説明してと依頼しました。
すると、下記のような答えが返ってきました。

PBR(株式指標)は、ゲームのキャラクターカードに似ているものだと考えてください。ゲームのカードには、キャラクターの強さや特徴が書かれていますよね。株式市場でも、会社を評価するための指標があります。その1つがPBRという指標です。
PBRとは、「Price-to-Book Ratio(株価純資産倍率)」の略で、株価をその会社の本の価値(純資産)で割ったものです。本の価値(純資産)は、会社が持っているお金や建物、機械などの価値を表しています。PBRは、その会社の株価が本の価値に対して高いのか低いのかを比べるための数字です。
例えば、PBRが1の場合、株価と本の価値が同じで、ちょうど良いと言われます。もしPBRが1よりも低ければ、株価が本の価値よりも安いということで、買い時かもしれません。逆に、PBRが1よりも高ければ、株価が本の価値よりも高いということで、高すぎるかもしれません。
ただし、PBRだけで会社を評価するわけではありません。他にもたくさんの指標がありますし、会社の成長や業界の状況なども考慮する必要があります。PBRは、会社を評価するための1つのツールとして使われることが多いです。


さすが、ChatGPT4…わかりやすい回答が返ってきました。
ChatGPT4が言っているとおり、PBRはあくまでも、会社を評価するためのツールのうちの一つでしかありません。
なので、PBR1倍以下の株式を買えば良いというものではありません。

PBR1倍以下の企業に注目

ただ、このリリースによりPBR1倍割れの企業が注目されるのは良いと思います。。
・PBR1倍以下の企業から何かしら良い改善策が出される
・株をスクリーニング条件にPBRを加える人が増加する
 →買いたい人が増えると、株価は上昇します。

現に私も短期保有目的でPBR1倍以下の銘柄を1つ購入しました。
その時スクリーニングした条件は、
PBR・配当利回り・自己資本比率・売上利益成長率・ROE
になります。

購入した株の初動は良い感じですが、どうなるでしょうか。
(短期目的の株は毎週ポートフォリオに含まれていないです!)

日本の会社はPBRが低い!?

まずこのような状況に至った経緯として、日本は欧米に比べてPBRが低いと言われています。

一般には下記の要因が挙げられます。
・日本企業は利益を株主に還元する姿勢が欧米と比較すると劣っている
→配当や自社株買いが積極的ではない


・経済危機に備えて大量の内部留保を抱える傾向がある
→これは企業の純資産を大きくするため、PBRが低くなる原因となります。
よく「内部留保を吐き出せ」「税金をかけろ」と発言するコメンテーターがいますよね。

・そもそも日本株に投資妙味が少ない
→イーロンマスクが日本が消滅するといったように、日本は少子高齢化で先細ぼっていくと言われています。


投資家は日本株に対して慎重な姿勢を取り続け、が押さえられていることが、PBRが低くなる一因ですよね。
(私のメインは日本の個別株ですが……)

おわりに

このような状態が東証の要請により是正されるのは良いことです。
しばらくは低PBR銘柄にも注目するようにします。
もちろん短期目線なので、損切りの逆指値を入れて、ロット管理には注意していきます。

投資家にとっても、希望の春が来ると良いですね〜。

~オススメ本~

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