安倍晋三回顧録
最近、Twitterを見ていると面白そうな本があり、即ぽちして読みました。
それは、「安倍晋三回顧録」という本になります。
日本の憲政史上最長の在任期間を誇り、世界から高い評価を受けた外交力を持つ安倍晋三元首相。
総理は2022年7月の選挙演説中に撃たれて亡くなりました。
そんな総理の思い、考え方が詰まった本となっています。
「安倍晋三回顧録」は、第一次安倍内閣から2022年の辞任までをインタビュー形式で振り返っています!
直面した国内外の諸課題や、その解決に向けた施策や戦術について詳しく述べられています。
そこから総理の卓越したリーダーシップと外交の舞台裏を垣間見ることができます。
安倍総理は国民を二分した、賛成する人もいるが反対する人も多くいると言われています。
ですが、この本は多くの人々に読まれるに値する作品だと思います!
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世界の安倍
本書では、難しい抽象的な話だけでなく、具体的なエピソードが多くあります。
G7のまとめ役を務める力や、各国首脳との軽妙なやり取りが綴られています!
トランプ元大統領との親密なエピソード、伝説の自撮りショット、国賓出迎えたときのエピソード、誕生日の時に電気を消してケーキを持って来てくれた話などなど。
面白いエピソードを上げるときりがないです!
他にも、習近平国家主席の共産党への所属に関する発言など興味深いエピソードが満載です。
また、フィリピン大統領・中東各国首脳やプーチン大統領とのマル秘エピソードなどにも触れており、安倍元首相が築いた世界各国とのつながりが伺えます。
さらに、安倍さんといえば、『自由で開かれたインド太平洋構想』などなど。
安倍さんだから、可能だったであろう、インド、オーストラリアとの外交秘話にも触れられています。
国内トピックスにも
この本では、外交成果だけでなく、安倍さんの個性や価値観にも触れており、その人間性がより鮮明に浮かび上がります。
もちろん、国内の問題にも正直に触れており、
森友・加計問題や桜を見る会、などの批判を受けた出来事も詳細に記述されています。
天皇陛下が退位されたエピソードにも触れられています。
長きに渡り総理になられていたからこそ、様々な出来事が発生してそれに対応されています。
関係閣僚とのやりとりも細かく記載されています。
甘利さん、二階さん、菅さん、麻生さんなどとのやりとりも大変興味がひかれるものです。
私は、元公務員です。
なので、議員との攻防や他の国との調整する官僚の話は想像しやすい内容でした。
安倍さんがどのように政策を推進し、党内外の様々な意見を取り入れながら、国民の期待に応えようとしたかが描かれています。
おわりに
最後に、若い人にとっても、この回顧録は日本の政治を知るには最高の一冊となります。
安倍元首相の経験や知見から得られる教訓は、
これからの日本や世界のリーダーたちにとっても有益なものです。
(大袈裟かな、、、)
よろしければぜひ読んでください!
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