はじめに
桜も散り、暖かくなってきました。
春の陽気も気持ちよく、楽しく素敵な四月をお過ごしでしょうか。
私は新年度がスタートしたとともに、怒涛の業務が降ってきました。
その影響で、残業に次ぐ残業です。。。
4月も頑張っていきましょう・・・
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イベントが多く眠れない夜
4月12日に米国ではCPI(消費者物価指数)の発表がありました。
最近はインフレが止まらず、今後の金融政策を占う重要な指標となっています。
そのCPI発表に加わえて、同日にはFOMCの議事要旨発表、
さらにはカナダでも政策金利の発表がありました。
為替トレーダーにとっては、眠れない夜になったことでしょう。
(私は爆睡していました…)
CPI発表
発表前にはドル円が円安にふれていたため、
「CPIの結果が予想より上振れるのでは」という意見もありました。
しかし、発表された結果では、コアCPIは予想通りで、
総合CPIは予想よりも0.1%低くなりました。
・CPI(前月比):今回+0.1% 前回+0.4% 予想+0.3%
・CPI(前年比):今回+5.0% 前回+6.0% 予想+5.1%
・コア(前月比):今回+0.4% 前回+0.5% 予想+0.4%
・コア(前年比):今回+5.6% 前回+5.5% 予想+5.6%
発表直後は円高に動きました。
ただ、内容が依然として、強い値となっており、
もう一度0.25%の利上を実施する予想が高まっています。
CPI発表の後には、FOMC議事要旨の発表も
FOMC議事要旨の発表もありました。
金融政策決定会合の会議の内容が知れるのは興味深いものです。
前回は金融不安が広がる中、FRBはどのような判断を下すのか注目されていました。
前回の会合の結果は、0.25%の利上げでした。
議事内容には、下記のことが記載されていたそうです。
・金融不安があったことから、利上げ停止も検討した。
・だか、インフレ退治を優先するため、0.25%の利上げに決定した。
・もし金融不安がなければ、0.5%の利上げも考えていた。
インフレは、まだまだ収まっていないですね。
利上げ停止はまだまだ先の話ですね。
カナダは利上げ停止を継続
同日にアメリカのお隣カナダで政策金利発表がありました。
カナダでは、前回の会合(3月)で利上げが停止されました。
予想では、『今回も変わらず』となっていましたが、
結果もそのようになりました。
カナダはアメリカよりも早く利上げ停止に踏み切っています。
私のポジション的には、
アメリカとユーロ圏のインフレが落ち着き、
早々に利上げを停止してほしいです。(笑)
インフレが落ち着き、利上げが停止して、
経済が良くなり、株価も回復することを願っています。
ただそれはまだ先のお話となりそうですね。
おわりに
今回はCPI発表やFOMC議事要旨発表、カナダの政策金利発表など、様々なイベントがありました。
しかし、あまり為替が動いていない印象が。。。
昨年はCPI発表後には上にも下にも大きく動き、トレードしやすい環境でした。
なので、少し寂しさも感じました。
為替トレーダーにとっては、ボラがあった方がやりやすいですよね…
4月も残り半分頑張りましょう!
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